小児科|千葉県いすみ市|外房こどもクリニック




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こんなときどうしたらいいの?

「とびひ」ってなあに?

◇「とびひ」は、正しく伝染性膿痂疹といいます。

「とびひ」は、主に高温多湿になる5~6月から夏にかけて皮膚の抵抗力の弱い0~6歳の子どもに多く見られます。
虫さされやあせも、かき傷、すり傷、湿疹などに黄色ブドウ球菌やレンサ球菌といった細菌が入り込んでおきます。これらの細菌は、健康な皮膚には感染しませんが、傷ができていたりアトピー性皮膚炎があったりすると、皮膚の抵抗力が弱くなっているため感染しやすくなります。

◇とびひの治療

「とびひ」は、傷の大きさやジュクジュクしている部位により、抗生剤の内服や塗り薬が処方されます。かゆみがひどい時には、かゆみ止めのヒスタミン剤が処方されることがあります。
治療の中で一番大切なことは、皮膚を清潔にすること。
ひっかかないようにガーゼで覆うことが大切です。

◇とびひ予防の5つの心得

  1. 毎日お風呂に入るか、シャワーを浴び、石鹸を使ってよく洗浄し、あとはよく洗いましょう。
  2. 湿疹・アトピー性皮膚炎の治療につとめましょう。
  3. 虫さされ・すり傷はきちんと治療しかかないようにしましょう。
  4. 爪を短く切り、外出や遊んだ後には手を洗いましょう。
  5. 鼻をいじるのをやめましょう。
Q、保育園には行っていいの?

A、患部をガーゼで覆い、子ども同士が直接触れないようにしましょう。
とびひの範囲が広い場合は、休ませた方が良いでしょう。

Q、プールに入ってもいいの?

A、傷がジュクジュクしているあいだは、禁止です。
黒くなって、かさぶたになれば、プールはできます。

◇皮膚の消毒・薬の使い方

(1)皮膚を消毒します

イソジンを綿球でたっぷりつけます。
目に消毒液がはいらないようにしましょう。

(2)消毒液を乾かします。

イソジンの消毒が大変な時は、しっかり石鹸で洗浄することが大切です。
消毒液は、乾燥させることが重要です。

(3)入浴・シャワー浴をします。

石鹸を使って、消毒液をきれいに落としましょう。
朝・夕にシャワーをしてもよいでしょう。
入浴の後はシャワーで流しましょう。

(4)体をきれいに拭きましょう。

洗濯のしてあるタオルで大丈夫です。
保湿剤や指示の軟膏を塗りましょう。

(5)紫雲膏をガーゼやカットバンに塗り、傷を覆います。

ガーゼをはがす時に新しくできた皮膚がはがれないように紫雲膏は、多めにつけましょう。
カットバンは、やや大きめの物を使いましょう。

(6)ジュクジュクが広がったら再度診察

傷に赤みがなくなればおしまいです。