小児科|千葉県いすみ市|外房こどもクリニック




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お知らせ

食物アレルギーQ&A

2011/08/12

Q1 食物アレルギーって何ですか?

本来、人間が食べても大丈夫な食べ物が、体によくない症状を起こしてしまうことです。

Q2 食物アレルギーでどんな症状が出ますか?

一番多いのは皮膚症状で、湿疹やじんましんです。くちのまわりにぽつぽつ出る、というものから、全身まっかにはれあがる、というものまでさまざまです。食べた直後に出る場合もあれば、何時間もしてから症状が出てくるときもあります。
湿疹やじんましんといった皮膚症状の他には、次のようなものもあります。

 ・おなかが痛くなる、嘔吐する、下痢する・・・消化器症状

 ・咳や呼吸困難、喘息発作など・・・呼吸器症状

 ・口の中がイガイガする、のどや舌がピリピリする・・・口腔粘膜症状

 ・血圧が下がる、意識がぼんやりする・・・アナフィラキシーショック

Q3 食物アレルギーと間違いやすい病気にはどんなものがありますか?

食物アレルギーと間違いやすい病気には、食中毒、食物不耐症などがあります。また、ほうれん草やトマトなどを食べたときに口の周りが赤くなることがあり、食物アレルギーと間違われることがありますが、これは、ほうれん草やトマトに多く含まれるヒスタミンなどの化学物質が原因で、食物アレルギーではありません。そのほか、保存状態の悪い魚を食べることによって起こるヒスタミン中毒なども、食物アレルギーと間違われることがあります。

Q4 食物アレルギーを起こしやすい食べ物は?

乳児の食物アレルギーの原因食物は卵、牛乳、小麦の順番です。もう少し年齢がいくと、エビ・カニ、ソバ、ピーナッツなどが原因の食物アレルギーも出てきます。ただ、患者さんによってはこれ以外のさまざまな食物もアレルギーの原因となります。

Q5 卵アレルギーと診断されました。食事の卵は全部除去しなければなりませんか?

かならずしも完全な卵の除去は必要ありません。除去食の内容は、患者さんのアレルギー体質、年齢、卵製品の種類・量、実際食べたときの症状やご家族の考え方など、いろんな要因によって異なりますのでいちがいにはいえません。
しっかりと正しい診断と指導を受けましょう。

Q6 アレルギー体質の赤ちゃん、食物アレルギーと診断はされていませんが、離乳食の進め方は?

米と野菜から始め、小麦はできるだけ遅く、卵はいちばん最後にしましょう。
アレルギー体質があっても離乳食の開始時期を遅らせる必要はありません。離乳食は、新鮮な材料で作り、よく精米した米と野菜から始めます。乳児期にアレルギー症状を最も起こしやすい卵は、他のタンパク質(魚→肉→豆類)を食べてから、いちばん最後に開始するのがポイントです。また、小麦も3回食に進む頃まで遅らせます。わからないことや不安があるときは、自己判断で行うのではなく、小児科医あるいは栄養士に相談しましょう。

Q7 除去食をやめるときの進め方は?

食物除去は食べられる時期を見つけて解除することが大切です。
ずっと食物除去を続けるのではなく、食べられる時期を見つけて解除することが大切です。乳幼児の場合は、半年~1年に1回くらい相談し、食べられるようになっているかどうかを確認しましょう。間違って食べたのに症状が現れなかったときなどは、食物除去の解除を考える時期といえるでしょう。
血液検査の数値や食物負荷試験などの結果で、総合的に判断します。

Q8 インフルエンザなどの予防接種を受けても問題はありませんか?

鶏卵成分が混入する可能性はあるものの、ごく微量なので多くは心配ありません。インフルエンザワクチンは、その製造過程で発育鶏卵を使用するため、ng/ml程度のごく微量の鶏卵成分が混入する可能性があります。しかし、この程度の量でアレルギー反応が起こることはないと考えられています。
また、麻しんワクチンの製造過程でもニワトリ胎芽培養細胞が使われています。そのため、卵アレルギーのあるお子さんへの接種が心配されていましたが、最近の研究から日本のワクチンには卵白類似成分がほとんど含まれていないこと、以前の麻しんワクチンによるアレルギー反応の大部分は添加物のゼラチンが原因だったことがわかりました。なお現在、日本の麻しんワクチンにゼラチンは添加されていません。ですから、卵アレルギーがあっても安全に受けられます。

 

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